使用レビュー「ゼンハイザーHD660S」息つかいまで聞こえてくるヘッドホン。色付けなしの純粋な音が全部聞こえる。

使っていたヘッドホンの調子が悪くなり、1か月くらい悩んだ末に購入した「ゼンハイザー660S」。俳優がしゃべり始める前の吐息が鮮明に聞こえたときに、「今まで見てきた映画の解釈が全部変わってくるかも」と末恐ろしさを感じました。

購入するにあたり、僕の中で条件だったことは「オープン型であること」「長く使えること」「格好いいこと」の3条件を満たすものを探していました。

まず1つ目に「オープン型であること」ですが、ヘッドホンには「クローズ型(密閉型)」と「オープン型(開放型)」の2種類があります。一般的なヘッドホンはクローズ型になります。外からの音が聞こえないものが多く、そういう意味で没入感が高まるとか言われたりします。

ではなぜ僕がオープン型にしたかというと、オープン型だと外からの音が聞こえるからです。は?と思われるかもしれないのですが、同居人から話しかけらるときにすぐに気づけるというのが僕の中で助かるので選んでいます。ご飯ができたときに呼ばれても気づけますし、人に何度も呼ばないといけないとかそういう迷惑をなくせます。

それだけじゃないんですけど、オープン型のほうがスピーカーから聞いたような抜け感のある音で聴けるってのも僕の中では好きです。今まで何個かヘッドホンは試してきましたが、オープン型の音に取りつかれました。

ゼンハイザー660Sを買う前に気に入ってつかっていた「audio-technica(オーディオテクニカ)ATH-AD500X」これが初めて買ったオープン型ヘッドホンでした。音も文句なしだったんですが、コードの接触が悪くなり、片耳からしか聞くことができなくなったので、新しいヘッドホン購入を検討し始めた次第です。

2つ目の「長く使えること」ですが、これは以前つかっていたaudiotechnicaATH-AD500Xが2年でコード不良で使えなくなったからです。ゼンハイザー660Sでは線がつけ外しできるので、断線してしまっても線を購入するだけで対応できます。

一生使っていきたい聞き心地なので、線の交換だけで長く使っていければとおもってます。

3つ目に「格好いいこと」これはもう完全な主観の世界で申し訳ないのですが、このメッシュの感じが格好いいと思ってます。audiotechinicaATH-AD500Xも似たようなメッシュです。この手のデザインに弱いだけです。所有欲を満たしてくれるのはほんとうにありがたいです。

デメリットになりますが、通勤中とか外出時にはオープン型のヘッドホンは使用は難しいところです。人の声が聞こえてくるというメリットの逆になるのですが、外部にすべての音が漏れてしまします。なので、使用場所は自宅、自室に限るということです。

あとは外の音がうるさい場合は集中することができないです。外で救急車が走っている場合など集中力が切れてしまうことがありました。

総括

「ゼンハイザー660S」は一生付き合えるヘッドホンだと感じました。今まで見てきた映画を見てもまた新しい感情表現を感じることができるので、好きな映画を見返してみようと思ってます。コロナ渦で自宅でNetflixを見ることが多くなったので、映画館でみるときとはまた違った細かい音を聞き取れると思います。映画館も好きです、迫力がある音はもちろん映画館だけど、ゼンハイザー660Sは繊細な音を感じれるのです。

Bitly

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