レビュー「DEATH STRANDING」SFゲームの魅力が詰まっている。配達ゲームという挑戦【小島秀夫監督作品】(デスストランディング)

「DEATH STRANDING」初めて触った時の衝撃は今でも忘れられません。いままでこんなに歩くのが難しいゲームがなかったからです。すぐにこけるんですよ。主人公の「サム」。

メタルギアシリーズを作り上げた監督作品ということで前評判も高かったです。発売当初は僕はメタルギアも、小島監督も知らなくて、スルーしていたんですが。。(ゲームせずに山ばっかり登っていたころでした。)

コロナ渦になり、家にいることも多くなって、ゲームを探したときに目にとまったのが「DEATH STRANDING」でした。

DEATHSTRANDINGから始めればいいものを、小島監督を知るためにまずメタルギアシリーズからやり始めました。

メタルギア3が主人公スネークの一番最初の物語だと知ったので、そこからプレイ。操作感はPS3で古いもののストーリーの奥深さ、政治的なメッセージや、小島監督の哲学がちりばめられていて、小島作品にハマったのでした。

そして、ピースメーカー→メタルギアⅤ(ファントムペイン)をプレイし、メタルギアの正史を大体理解しました。PS4のメタルギアⅤも凄い面白くて、ステルスアクションと言われるジャンルになるんですが、現在のゲームでもステルスにおいて一番だと思ってます。

個人的に昨年2020年のゲームで一番面白かった「Last of us2(ラストオブアス2)」 でもステルスシーンがあるんですけど、敵の動きが機械的というか、同じ動きしているように見えてしまって、ステルスゲームにおける敵AIでもいまだに凄いと思ってます。メタルギアⅤ。

話が脱線しましたが。そうこうして「DEATH STRANDING」に辿りついたんですけど、触ってみたらメタルギアとはジャンルも違いますし、配達ゲームといわれているんですけど、結論何するゲームかと言うと、依頼された場所に荷物を配達するゲームなんですよね。

本来、ゲームにおいて「どこどこに荷物を届けろ」ってよくある出来事で、お使い感があって嫌がられる要素だと思うんです。面倒くさいなと。でもそこに行かないと次のアクションのヒントもらえないから行くしかなかったりするんです。

小島監督はそこに着目して、「荷物を運ぶ部分にゲーム性を持たせる」という天才の所業でした。

これYouTubeとかの配信動画みてると面白さ本当にわからないんですけど、触ってみるといろいろ歩くのに操作が必要で、右に転びそうになったらコントローラーの左ボタン(L)押してバランス取る。みたいなバランス取る必要があります。

面倒くさい操作だなって字面だけ見たら思うかもなんですけど、癖になるといいますか。コントローラの振動なんかも岩場の地面を本当に歩いているんだと感じるんですよ。

初めてのゲーム体験に心を奪われて、PS4版を昨年(2020)クリアしまして、今はPC版をプレイしています。PC版の映像美がまた新しいゲームをしているようで、散歩感覚で仕事終わりに晩酌しながらプレイしたり。

2021年9月24日にPS5版で「デス・ストランディング ディレクターズカット」が発売されました。これは追加要素が結構あって、高所からの飛び降りが出来たり、自動配送ロボに乗れたり、配送が便利になる要素が追加されていて、非常に触ってみたい気持ちでいっぱいなんですけど。

なんせPS5が入手できない。。

PC版で「ディレクターズカット版」が配信されることを心待ちにしている次第です。

 

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